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岩手県|あの「龍泉洞」の町で生まれたこだわり「つるしこ冷麺」

岩手県は麺王国。中でも岩手の三大麺「じゃじゃ麺」「わんこそば」「冷麺」は県民に広く愛されている麺です。
今回はその中から「こだわりの冷麺」をご紹介します。
岩手県の沿岸北部に位置する岩泉町。本州で最も面積の広い町で、水の透明度が高いドラゴンブルーの「龍泉洞」のある町、水と緑に恵まれた町です。
そんな自然豊かな岩泉町で生まれたこの冷麺はとにかく原材料にこだわっているんです。 8261 左)つるしこ冷麺Soy
名水百選「龍泉洞」岩泉の水、国産野菜、岩手県産丸大豆豆乳、北海道産昆布、岩手の地粉「ゆきちから」を使用。
右)つるしこ冷麺Vege
名水百選「龍泉洞」岩泉の水、国産野菜、北海道産昆布、原木しいたけ、岩手の地粉「ゆきちから」を使用。
主な材料を見ただけでわかるこだわり! どんな味なのかとっても楽しみです。
豆乳ベースでクリーミー。付属の豆味噌で辛味のプラスも!
8264 まずはSoyからいただいてみましょう。
その名の通り豆乳ベースのスープで、椎茸と昆布の深みが加わったクリーミーな味わい。 スープを味見したらあまりに優しいので物足りないかしら……と思ったのですが、付属の豆味噌の辛味を加えるとなんというバランス!! スープが優しい分強めの辛みが味を締めてくれる、なんともクセになりそうなおいしさです。
ヘルシーにと、トッピングはゆでたて生わかめとトマトにしてみました。
旨味凝縮! 飲み干したくなるおいしいスープ
8265 こちらもその名の通り、動物性食材を一切使わずに仕上げたという贅沢なスープ。野菜だしにしいたけと昆布が奥行きのある味わいです。一口飲んだらもう! そのおいしさにしみじみと幸せをかみしめてしまいます。「冷麺と言えばキムチでしょ!」と思いきや、リーフレットに「辛みなしでも美味しくお召し上がりいただけます。」とあったので今回はキムチはなし。優しい味わいなのにキュッとしまった旨みが濃くて飲み干したくなるおいしいスープでした。
麺はまさにつるしこ! ゆで上げて冷水で絞めると一気に手の平に強いコシが伝わります。

自然の恵みで作り上げた体に優しい麺とスープ。川のせせらぎと木の葉を揺らす風の音を思い浮かべながら味わっていただきたい逸品です。
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