小麦粉を練った生地で、季節の野菜などを包みこんがりと焼いた昔から信州のこの地で伝わる郷土食です。近代になって多くは蒸すようになりました。
家族で囲炉裏を囲んでおやきを食べるのが信州の夜の過ごし方。小川村の縄文時代の遺跡からは、雑穀の粉を練って焼いた跡が発見され、一説にはこれがおやきのルーツだと言われています。
乳酸発酵してうまみが増した「野沢菜漬け」のおやき。信州の定番、人気ナンバーワンのおふくろの味です。
菜種油で炒めて、生味噌で甘く味付けしました。
しめじ、椎茸とキャベツ、大根、人参などの野菜を大きめにカット。皮の内側に具のうまみを封じ込めた醤油味。
一晩かけてゆっくり煮込んだ粒あんは、甘さひかえめで塩加減が味を引き立てます。
じっくり煮込んだ粒あんをもっちり生地で包みました。やさしい甘さで後味まで美味しいおやきです。
株式会社小川の庄
長野県上水内郡小川村大字高府2876
生産者の情報はこちら